病院概要
病院名 | 津生協病院 |
---|---|
病院長 | 田中 久雄 |
所在地 | 〒514-0015 三重県津市寿町 16-24 |
診療科目 | 内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、内視鏡内科、外科、消化器外科、乳腺外科、肛門外科、脳神経外科、アレルギー科、小児科、リハビリテーション科 |
病院開設 | 1979年 |
病床 | 急性期一般入院料 4 障害者施設等入院基本料(10対1入院基本料) 地域包括ケア病棟入院料 1 |
指定医療機関 | 保険医療機関 労災指定医療機関 生活保護指定医療機関 被爆者検診委託医療機関 身体障害者福祉法指定医師 指定自立支援医療機関 |
実施医療機関 | 特定健診実施医療機関 がん検診実施医療機関 津市二次救急病院輪番制協力病院 |
学会認定 | 日本栄養療法推進協議会NST稼動施設 日本静脈経腸栄養学会 |
理念・基本方針
基本理念
私たちは、患者様の権利を尊重し、地域から信頼される医療機関を目指します。
基本方針
- 私たちは、安全・安心で患者さまの納得のいく医療を進めます。その実現のために技術の向上と環境の整備を進めます。
- 私たちは、差別のない医療・福祉の実現を目指し、社会保障制度充実の運動を進めます。
- 私たちは、命が大切にされる戦争の無い平和な社会を実現する運動を進めます。
- 私たちは、地域住民や組合員とともに、安心して住み続けられる街づくりを進めます。
医療福祉生協の
いのちの章典
医療福祉生協が大切にする価値と健康観
私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場にたちます。私たちは、憲法13条の幸福追求権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。
私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。
私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。
いのちとくらしを守り健康をはぐくむための権利と責任
ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。
自己決定に関する権利
私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。
自己情報コントロールに関する権利
私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。
安全・安心な医療・介護に関する権利
私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。
アクセスに関する権利
私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。
参加と協同
私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協働を強めてこれらの権利を発展させます。
病院のはじまり
1953年9月、台風13号による海岸河川の堤防決壊で、津市は市内中心部全域が浸水する被害を受けました。その際、津市復興のため民主水害対策委員会が結成されるとともに、津民主水害対策委員会診療所が開所されて20日間の診療活動が行われました。
この時の医師や看護師の献身的な救護活動に接した地域の人びとにより、「津にも民主診療所をつくろう」の運動がすすめられ、1955年3月に津生協病院の前身である柳山診療所が開所されました。診療所では、開所当初から夜間や休日の診療、往診、健康診断などの地域の保健医療活動にとりくみ、住民の厚い信頼を得てきました。
1960年4月には津医療生活協同組合が結成され、地域住民や働く人びとの暮らしと健康を守るとりくみがすすめられました。その後、柳山診療所では内科に加え、整形外科、小児科、外科が次々と開設され、1979年に津生協病院となりました。
施設基準
Ⅰ.基本診療料
- 機能強化加算
- 医療DX推進体制整備加算
- 急性期一般入院料4
- 障害者施設等入院基本料10対1
- 障害者施設等入院基本料10対1 看護補助加算
- 救急医療管理加算
- 診療録管理体制加算2
- 医師事務作業補助体制加算2(25対1)
- 急性期看護補助体制加算(25対1・5割以上)
- 特殊疾患入院施設管理加算
- 療養環境加算
- 重症者等環境特別加算
- 栄養サポートチーム加算
- 医療安全対策加算2
- 感染対策向上加算3
- 感染対策向上加算3 連携強化加算
- 感染対策向上加算3 サーベイランス強化加算
- 患者サポート体制充実加算
- 後発医薬品使用体制加算1
- データ提出加算1・3
- 入退院支援加算1
- 認知症ケア加算3
- せん妄ハイリスク患者ケア加算
- 精神疾患診療体制加算
- 協力対象施設入所者入院加算
- 地域包括ケア病棟入院料1
- 地域包括ケア病棟入院料1 看護職員配置加算
- 地域包括ケア病棟入院料1 看護補助者配置加算
- 入院時食事療養(Ⅰ)
Ⅱ.特掲診療料
- がん性疼痛緩和指導管理料
- 救急搬送看護体制加算2
- ニコチン依存症管理料
- 薬剤管理指導料
- 別添1の「第14の2」の1の(2)に規定する在宅療養支援病院
- 別添1の「第14の2」の2の(2)に規定する在宅緩和ケア充実診療所・病院加算
- 在宅患者訪問診療料(Ⅰ)の注13及び歯科訪問診療料の注20に規定する在宅医療DX情報活用加算
- 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
- 在宅がん医療総合診療料
- 検体検査管理加算Ⅱ
- 時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト
- CT撮影及びMRI撮影
- 脳血管リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
- 医科点数表第2章第10部手術の通則16に掲げる手術
- 輸血管理料Ⅱ
- 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
- 看護職員処遇改善評価料39
- 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
- 入院ベースアップ評価料30
- 酸素の購入単価
初診時の「機能強化加算」について
当院では、「かかりつけ医」機能を有する病院として、機能強化加算を算定しております。
次のような取り組みを行っております。
- 受診している他の医療機関の受診状況・処方内容を把握したうえで服薬管理を行います。
- 必要に応じ、専門の医師、医療機関をご紹介します。
- 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
- 介護・保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
- 夜間・休日の緊急のお問い合わせへの対応を行っております。
※厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」のページでかかりつけ医機能を有する医療機関等の地域の医療機関が検索できます。
医療情報取得加算に関する掲示
当院はオンライン資格確認について、下記の整備を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 薬剤情報、特定健診情報、その他必要な情報を取得・活用して診療を行います。
医療情報取得加算
初診 | 医療情報取得加算 1点 |
---|---|
再診 (3月に1回) |
医療情報取得加算 1点 |
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。 正確な情報を取得・活用するため、マイナンバーカードによるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願い致します。
一般名処方加算に関する掲示
現在、患者様に処方するお薬の供給は、出荷の調整・停止や販売中止が相次いでいます。出荷調整等の影響のために、保険薬局(調剤薬局)では代替となるお薬の確保等の業務が増大しています。
こうした医薬品の供給が不安定な状況をふまえ、当院では、お薬の銘柄によらず、保険薬局が供給・在庫状況に応じて調剤できるようにするため、お薬の「一般名での処方」をすすめています。
「一般名処方」とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。患者様は有効成分が同一の医薬品が複数あれば先発医薬品、後発医薬品(ジェネリック医薬品)をご自身で選ぶことができます。
※ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造販売される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、効き目が同等な医薬品です。
一般名処方についてご不明な点がございましたら、お申し出ください。
後発医薬品使用体制加算に関する掲示
当院は後発医薬品の品質、安全性、安定供給体制などを考慮し、積極的に後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を行っています。
これまでに先発医薬品を使用されていました患者様につきましても、後発医薬品に変更となる場合がございます。何卒ご理解、ご協力をお願い致します。
当院は医薬品の供給不足が発生した場合に治療計画等の見直しを行うなど、適切に対応する体制を有しております。
医薬品の供給状況により使用する薬剤の変更をすることがございます。その場合には主治医または薬剤師より説明させていただきます。
病棟の看護職員の配置について
【1病棟(急性期一般入院料)の看護要員の基準】
1病棟では、1日に15人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち数 |
---|---|
8:30〜16:30まで | 5人以内です。 |
16:30〜8:30まで | 12人以内です。 |
【2病棟(障害者施設等入院基本料)の看護要員の基準】
2病棟では、1日に15人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち数 |
---|---|
8:30〜16:30まで | 5人以内です。 |
16:30〜8:30まで | 15人以内です。 |
【3病棟(地域包括ケア病棟入院料)の看護要員の基準】
3病棟では、1日に10人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
時間帯 | 看護職員1人当たりの受持ち数 |
---|---|
8:30〜16:30まで | 5人以内です。 |
16:30〜8:30まで | 15人以内です。 |
入院時食事療養について
当院は入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士の管理のもとに患者様の疾病・病状・年齢等にあわせ適切な栄養量及び内容の食事療養を行っております。管理栄養士によって管理された給食を適時・適温にて提供しています。
疾病にあわせた治療食の提供(糖尿病、腎臓病、肝臓病など)、また、食事形態の調整をしています。(朝食8:00頃/昼食12:00頃/夕食18:00頃)
協力対象施設入所者入院加算について
当院は協力対象施設入所者入院加算の届出を行っており、下記の介護保険施設等において療養が行われている患者様の病状の急変に対応する協力病院として定められております。
- 医療法人十愛会 津老人保健施設アルカディア
- 芹の里介護老人保健施設
医療DX推進体制整備加算に係る掲示
当院は、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しております。
- オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診療を実施できる体制を整備しております。
- マイナ保険証(マイナンバーカード)の利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
在宅医療DX情報活用加算に係る掲示
当院は、医療DXを通じた質の高い訪問診療提供を目指しております。
- 居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して訪問診療を実施できる体制を整備しております。
- マイナ保険証(マイナンバーカード)の利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。